『コブラ』に登場する主人公マリオン・コブレッティの能力評価です。マリオン・コブレッティはロサンゼルス市警察の刑事。荒っぽいが凶悪犯をビシバシ退治してくれるので最終兵器としては便利、だけど扱いにくいので警察内部でやや冷遇されています。そんな彼のプライベートはハサミでぶった切ったピザを革手袋のまま食べるという無骨スタイル。と思いきや実は健康志向であったり自分の名前にコンプレックスを抱いていたり繊細な一面も。意外なギャップが魅力のコブレッティの能力や如何に。
劇中での各カウント数
劇中でカウント可能なキルカウント、戦闘不能カウント、負傷数カウントをまとめます。
キルカウント … 35
使用銃器 | カウント |
---|---|
大型フック | 1 |
火 | 1 |
ナイフ | 1 |
コルトゴールドカップナショナルマッチ | 9 |
ヤティ・マティック | 21 |
MkⅡ手榴弾 | 2 |
戦闘不能カウント … 2
徒手格闘で2名。
負傷数カウント … 1
内訳 | カウント |
---|---|
右眉切創 | 1 |
銃撃戦能力 … 3.5/5点
ヤティ・マティックというマニアックな銃でキルカウントをかなり重ねていますが、これはバイクに乗った無防備な敵に対する銃撃戦でのカウントが多数を占めているため、そのまま高評価に繋げるわけにはいかないかと思います。しかしモーテルでのハンドガンの銃撃は命中率が高く、カーチェイスシーンでは180°ドリフト後にバック走行しながらヤティ・マティックで敵の車を破壊する射撃センスとドライビングテクニックを披露。銃撃戦能力は3.5点としました。
格闘戦能力 … 3/5点
不意打ちで敵3人から襲撃を受けますが、右眉に切り傷を負うのみで返り討ちにしています。クライマックスでも敵のボスと競り合い、苦戦しつつも勝利しています。しかし戦い方はテクニックというよりパワー頼りが大きい印象。格闘戦能力は3点としました。
体力 … 3/5点
体の露出は少ないですが、シャツ越しにも胸筋の盛り上がりは確認でき筋肉量はそれなりにありそう。全体的に締まった体つきである。自身より体格の良いゴリマッチョな敵ボス相手の戦いでは圧倒され気味であったが、ギリギリでナイフを押し返すなど馬鹿力は間違いなさそう。しかし刑事ゆえにデスクワークもそれなりにあるようで、持久力などは突出したものではないであろうと推察。体力は3点としました。
身体能力 … 2.5/5点
身体能力の高さを示すようなシーンはあまり確認できず評価が難しい所だが、体が締まってスリムなだけに少なくとも鈍重な動きは無かった。かと言って目を見張るようなアクロバティックなアクションも無いため身体能力は2.5点としました。
精神力 … 3/5点
仲の悪い同僚の刑事と言い争いになったり、事件の証人を車に乗せたまま犯人を追走した後事故を起こしたりと感情的な面も見られ冷静さに疑問が残ります。しかしバイクに乗って武装した大多数の敵と銃撃戦になってもひるむことはなく、闘争心の強さは大いに感じることができ、精神力は3点としました。
知能 … 3/5点
警察内部に敵の協力者がいるのではないかと疑う鋭さ(逆に他の刑事がそこに引っかからないのがどうなのか…)を垣間見せており、知能は3点としました。
総合評価 … 18/30点

敵がカルト的な異常者集団のためか無防備に攻撃してくる描写が多く簡単に倒せてしまうため、コブレッティのポテンシャルを推し量るのがかなり難しいと感じました。シリーズ化されてもおかしくない作品なだけに続編が制作されなかったのは残念です。仮にシリーズ化されていればもっと高評価につながる描写もあったのだろうなぁとモヤモヤする結果です。
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